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ヒアルロン酸はヒアルロン酸にはならない!


関節軟骨のクッション性は主にコラーゲンとヒアルロン酸によって保たれています。

コラーゲンはバネのような働きを持ち、ヒアルロン酸はそれらの働きを保つための水分を保持します。


テレビ広告の影響か、誤解されてる方が多いのですが、基本的に関節軟骨は再生することはありません。

これらの軟骨構成物質を経口摂取したとしても、元通りの膝に戻ることはありません。

テレビ広告では、あたかも元に戻るような表現をしていますが、信用してはいけません。

あのような誤解させる広告を許している業界に良心はないのでしょうか?

また、それを許している政府もおかしいと思います。


コンドロイチンには、初期の変形性関節症の痛みを緩和する働きがあることが確認されていますが、それはいわゆる痛み止めを飲んでいるのと同じ効果です。


また、ヒアルロン酸が体内に入っても、コラーゲンと同様に高分子であるため、一旦アミノ酸に分解されてから吸収されます。

だから、関節軟骨の材料となる保証は全くありません。

現在有効性が確認されているヒアルロン酸の投与方法は、関節内注射のみです。


むしろ重要なのは関節周辺の筋肉をつけること。そのための栄養素、ビタミン、ミネラル、プロテインをしっかり摂ることこそが重要です。

もう一度言います。ヒアルロン酸を摂ってもヒアルロン酸にはなりません。


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