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生殖機能、身体機能、精神機能


生殖機能は20〜30代をピークに衰え始め、女性は50歳前後、男性は60歳前後で衰えてしまいます。


身体機能は20代をピークに徐々に衰えます。

気持ちは若いつもりでも、からだがついて来れなくなります。

若い頃に比べて疲れやすくなったり、疲れがなかなか取れない、物忘れが多くなる等々!

熟年世代になると、身体面で機能の衰えを感じるようになります。

ただし、運動や食事により、かなりの個人差が生じます。

60代でヨボヨボの人もいれば、元気ハツラツの人もいます。

80代でも筋肉の増強は可能なのです。


精神機能は20代までは急成長し、その後も徐々に成長を続け、生殖機能が衰える60歳前後でピークを迎えます。

人間はほかの動物とは異なり、生殖機能が衰えたあとは、からだよりも精神活動が主になってきます。

言い換えれば、50代以降はからだではなく、精神が満足する生き方が人間本来の生き方となってきます。

そう考えると、更年期はからだから心へギアを切り替える準備期間でもあるのです。


成長期、成熟期、老年期、それぞれの時期に合った食事や健康法があります。

成熟期から老年期へと移行していく年代が、まさに50〜60代であり、心やからだが必要とする栄養素も若いころとは異なってきます。


80歳まで生きるとしても、60歳からでも20年あります。

その20年をどうすごすか?

病院と自宅を行ったり来たり、あるいはずっと病院で、または自宅で寝たきり?

そんなのイヤでしょ?


まだまだ先の話ではなく、老後を元気ですごすためには、今の食生活が大事です。

しっかりと栄養を摂り、丈夫なからだを作り、老後に備えましょう!


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