ライフプラス-肥満が原因で歯周病？(101128)

肥満が原因で歯周病？

内臓に脂肪が溜まる内臓脂肪型肥満になると、脂肪細胞から炎症メディエーター（IL-6、TNF-α）なるものが生じるそうです。。

これが歯周組織に反応した場合、歯周病菌に対する免疫反応が過剰になり、炎症がひどくなって歯周組織の破壊が進むのだそうです。

内臓脂肪型肥満を放置すると糖尿病、高血圧、脂質代謝異常が重なるメタボになるが、歯周病はこのメタボも促進することになる。

例えば、炎症メディエーターは糖代謝を妨げ、血糖値を下げるインスリンというホルモンの効き目を悪くするから糖尿病は悪化しやすい。

歯周病菌は歯ぐきや骨の中の血管にもぐり込んで、血流を介し、心臓や肺などの全身の臓器へ運ばれて、下記のような様々な疾患を引き起こす可能性は充分にあるのです。

狭心症、心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、肺炎、蓄膿症、関節リウマチ、腎炎、胃・十二指腸潰瘍、喘息

また、病気でなくとも妊婦においては低体重児の早産を招くことも報告されています。

「身体の健康は歯の健康から！」と言っても、決して過言ではないのです。

歯周病菌を顕微鏡で見たことがありますか？

初めて、自分の歯周病菌を見せられた時はショックでした。

ミミズのような菌がウジャウジャいて、動き回っていました。

もっと若い時から歯を大切にしておけばよかったと後悔しています。

でもまだ手遅れではないので、しっかりと歯磨き、手入れをしていきます。

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