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日本の健康食品事情

アメリカより４０〜５０年遅れているといわれている日本の健康食品に関する問題点は何でしょう？
１． 日本の健康食品は野放し状態
キノコの粉末や煮汁が健康食品として売られていたり、ほんの少しビタミンが入っているだけで、糖尿病になりそうなほどの糖分が入ったジャムが健康食品と呼ばれていたりします。
ビタミンＣやＥ等明確な定義や製品規格がないので統一されず、単にコマーシャルや流行で売られています。
２. 代替医療に使われるかのように売られている
ごく一部の例外は除きますが、日本の健康食品は、病気に効く、つまり代替医療に使われるかのように売られています。
新聞広告や健康雑誌の広告でも、代替医療に使われるかのように書かれているし、テレビの広告にしても、凄い効果があるような映像の片隅に、小さな文字で「これは個人の感想です」とチラッと表示されます。
これらの手法が薬事法に触れないのはおかしいと思います。
企業の政治献金の効果ではないでしょうか？
３． 価格が高い
単純にアメリカのサプリメントと比較すると３〜５倍の価格です。
しかも、価格が高い方が効果があるという風潮さえあります。
送料を払ってでもアメリカから個人輸入した方が、はるかに利口です。
４． 特定機能性食品（トクホ）は単なる食品
日本のサプリメントはあくまでも食品であるべきという規定から、特定機能性食品も含め、メーカーは内容の薄い、気休め程度の製品作りを強いられています。
どんなにすばらしい効能、効果をうたっていても、特定機能性食品（トクホ）は単なる食品なのです。
このような制度がある限り、日本の健康食品はますますアメリカに遅れることになるでしょう。


以上の結果から、日本の健康食品がアメリカに肩を並べるようになるのはほど遠いことです。

もしかしたら、永久に無理かもしれません。

現状では、アメリカからの個人輸入で対抗するしか手段はないのではないでしょうか？


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