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人も金属同様に酸化によってサビる

老化の仕組みが徐々に明らかにされてきています。

以前は「骨粗しょう症」という病気はなかったのです。

症状としてはあったのですが、加齢による生理的な現象だと考えられていました。

「骨粗しょう症」は女性の閉経後に多くみられる、骨のミネラル分か少なくなりスカスカになって骨折しやすくなる状態ですが、以前だと加齢による生理的な現象で、どうすることもできないと諦めていました。

しかし、今では、「骨粗しょう症」という病気として、治療も予防もできるようになっています。

このように、ある程度の仕組みや原因ががわかれば、治療も予防も可能になるわけです。

アンチエイジングは、まず「現状を正しく知る」ことです。

老化や病気の主な原因となる「酸化＝サビる」について、簡単に説明しておきます。

水と酸素は、私たちが生きていくのにはなくてはならないモノですが、この必要不可欠な要素から、身体にとって有害な生成物となる活性酸素などの「フリーラジカル」が発生します。

活性酸素は通常の呼吸によって発生し、体内では殺菌作用などプラスの働きをします。

ただ、活性酸素が過剰に発生すると一転して体内の細胞を傷つけ始め、活性酸素が有害なものに変わります。

そうならないために、人には先天的にこの活性酸素に対する防衛システムが備わっており、体内に持っている酵素や、体外から摂取するビタミンやミネラルなどで、余剰に発生した活性酸素の処理をします。

しかし、いずれも限界があり、処理しきれないほど大量の活性酸素が発生すると、他の物質に対してきわめて攻撃的な「フリーラジカル」となり、多くの細胞が損傷（酸化）を受け死滅してしまうのです。

カラダがサビるとどうなるのか？

１．熟睡ができない。

２．骨がもろくなる。

３．筋肉量が落ちる。

４．記憶力や認識力が落ちる。

５．ときめきがなくなる。

６．脂肪がつきやすくなる。

７．疲れやすい。

８．風邪をひきやすい。

９．肌のツヤ、ハリがなくなり、シワ、たるみが多くなる。

カラダのサビを防止するフラバンジェノールとは？